日本文化を「見て・感じて・学ぶ」― 大相撲熊谷場所を観戦し大興奮!!

8月24日、日本文化体験の一環として、学生と教職員あわせて約30名で「大相撲熊谷場所(地方巡業)」を観戦しました。
本校では、日本語を教室で学ぶだけでなく、日本の文化や社会を実際に見て、感じて、体験することも大切な教育の一つと考えています。
今回体験したのは、日本の国技である「相撲」です。

学生の多くにとって、相撲を会場で観戦するのは初めての経験でした。会場では、普段なかなか見ることのできない力士を間近で見ることができ、一緒に記念写真を撮る学生も。実際の取組が始まると、大きな力士同士が激しくぶつかり合う姿や、そのときに響く音に驚き、会場の熱気と迫力を全身で感じていました。
しかし、学生たちが感じ取ったのは、相撲の迫力だけではありませんでした。
観戦後、学生全員が相撲観戦についての感想文を書きました。その中には、力士が取組の前に**「塩をまく」ことには土俵を「清める」という意味があること**や、取組の前後に相手に挨拶をする姿などに注目した感想もありました。
学生たちは相撲を単なるスポーツとして見るのではなく、そこにある礼儀、作法、相手への敬意、清めといった日本文化にも目を向けていました。

「ぶつかる音がとても迫力があった」「力士が思っていたよりずっと大きくて驚いた」「もっと日本の文化について勉強したい」――そんな感想も多く、今回の体験が日本文化への興味や学習意欲を高めるきっかけにもなりました。
日本を知ることから、日本での生活をより豊かに
本校には、さまざまな国や地域から学生が集まり、日本で生活しながら日本語を学んでいます。
私たちは、学生たちが日本語を身につけることと同じように、日本の文化や習慣、そこに込められた考え方を理解することも大切だと考えています。
なぜなら、日本文化への理解を深めることは、日本で暮らす人々の考え方や生活を理解することにもつながるからです。
自分たちの文化を大切にしながら、日本の文化についても知る。
そして、お互いの違いを理解し、尊重しながら一緒に生活していく。
それによって、学生自身も、そして学生たちを受け入れる地域の人々も、お互いにより幸せに暮らせる社会につながっていくと私たちは考えています。

今回の大相撲観戦は、楽しい思い出であると同時に、学生たちが日本について一歩深く知る貴重な学びの機会となりました。
これからも本校では、教室での日本語教育に加え、地域との交流や日本文化・社会体験など、「見て・感じて・考える」学びを積極的に取り入れ、学生たちが日本への理解を深め、日本社会の中でともに幸せに生活していけるよう、学校をあげて取り組んでいきます。